Pulses

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Music for 18 musicians / Steve Reich

悶々とした心を吹き飛ばすには素振り100回。この一ヶ月コツコツ
と食生活改善とワークアウトを続けている。ロハスだロハス(馬鹿)
特に夜の地道な筋トレ。二週間過ぎたあたりから苦痛が快感に変化
してきた。Mの目覚め――ではなく、単に筋力UPが実感できてきた
という事である。試行錯誤したのはトレーニングメニューではなく
BGMである。当初は王道でロッキーのサントラ等を聴いていたのだが、
サバイバーすぐに飽きた。次にエアロビ(フィジカル歌うオリビア
みたいなイメージ)を意識して80's Popをまとめたが、これはなんか
空しくてすぐにやめた。テリー・デザリオのovernight successは
名曲だと再確認したぐらいだ。次は燃える特撮ソングで心を鼓舞しよう
と思ったが、これも挫折。つい「変われ獅子丸♪ライオン丸に♪」と
歌ってしまう。そして淡々とリズムに合わせて回数をこなすために
chemical brotherのテクノ。特にsunshine undergroundあたりの爽やか
ミニマル系に走り・・・・・・結局行き着いた先はライヒだった。部屋を
暗くしてこの盤とかdrummingとか聞いてると、自分がどんどんと単純
な腕立て伏せマシンになっていくような気分ですこぶるいい感じ。
「ああ俺ってストイックな殺し屋の日常のようだ」と馬鹿丸出しの
勘違いが出来てお勧め。しかしまだ腹のたるみは頑固だ。割れろ
早く割れろ俺の腹筋。背中に浮き上がれ鬼の顔。倒せカマキリ。



ギガビ師匠10選

青春のいじわる / 菊池桃子
Queen Bitch / David Bowie
ヤットデタマンの歌 / トッシュ
Hello Suzie / Amen Corner
Ulla / Steve Kuhn
Harlem Shuffle / Bob & Earl
Karma / Alicia Keys
Walkin' Back to Happiness / Helen Shapiro
Wild Again / Starship
Forever and a Day / Mel & Tim
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# by speedofsound | 2006-03-19 23:50

Moonlight to Daybreak

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恋のダウンロード / 仲間由紀江withダウンローズ

嗚呼ッ! 最高だ。この感覚。ロマンティックが止まらない。時代の
最先端を走るテクノロジー産業である携帯電話のイメージソングとは
思えぬこの昭和80年代歌謡曲。嘘っこモータウンビートに調子外れな
仲間嬢の歌声。素晴らしい。これぞ筒美京平だ。これこそ日本の歌だ。
冒頭のなんちゃってDJやスクラッチなど"一応今っぽさを出してみました"
な松尾潔のアレンジをものともしないドメスティックかつ底抜けに御
陽気なメロディー。着うたフルやiTuneなどのメディアよりもドーナツ
盤で欲しい。それにしても仲間嬢はトゥルーラブストーリの頃のキラキラ
した歌声をわざと抑えてるのだろうか。アニソンゲーソン満載の1st
アルバムは結構好きなんだけどな。


――

ギガビ師匠最近ご機嫌斜めな時があるのでそろそろ
iPod先生の元へ走ろうか考え中。

Songs for Che / Liberation Music Orchestra
真冬の帰り道 / ザ・ランチャーズ
Break / Fugazi
Pin the Tail on the Donkey / Newcomers
Devil May Care / Diana Krall
Faithful / Common
さすらい人幻想曲(シューベルト) / Maurizio Pollini
Lonely / John Sebastian
Indian Summer / The Dream Academy
Alone / Four Seasons
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# by speedofsound | 2006-02-27 00:20

I Got You Babe

歴代洋楽最強デュオ決定!

ランクに文句があるわけではない。いつ修正が入るかもしれない
から今のうちに見ておけばいいと思うんだが、第五位。

ソニーアンドチャー

誰? チャーか。チャーなのか。まさかソニー・ボノとチャーが
気絶するほど悩ましいとか逆光線とか一緒に唄ってたというのか。
そりゃ凄えや。つか、こういう記事を書く人なら元記事のスペル
がたとえ違ってたとしてもシェールぐらい知ってて当然な気がする
のだが、もうそういう時代でもないのかしらね。
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# by speedofsound | 2006-02-23 02:58

Don't think twice, it's all right

相も変わらず精神的に不安定な心乱れる日々が続き、疲弊している。
意味も無く低糖質ダイエットに凝って海草と豆腐ばかり貪り食って
みたり、ストーンズの名古屋公演のチケットを取るか悩んで結局
あきらめてみたり、DSliteを予約しようと思ったらしてなくてガッカリ
したり、5000円近く溜まったbicポイントカードを無くしてみたり、
友人の出産祝の宛先を送り間違えて別友人の所に送って馬鹿にされて
みたり、仕事場の若いバイトの子に心乱れ系で相談したら散々駄目出し
くらってマジ凹みしたり・・・・・・全然駄目だ。駄目人間だ。しかも踊れない。

こういう時にはもう前述のエモやパンクも聴かないと解った。もはや
自分を救ってくれる音楽は無いのだろうか。いよいよ心のどこかを削り
ザードとか聴いて負けないで愛は勝つ的人間になろうかと思っていた時に、

神は近くにいた。
ボブ・ディランだ。

やばい。心がナイーブの極みだった昨晩久々初期の曲を聴いたらなんか
もう歌詞が声がギターがブルースハープが染みすぎ。そうかここまで素晴
らしい歌だったか。目から鱗が落ちまくりだ。自分は今日までディランを
単に「凄い人だと本に書いてあるから凄いんだ」的な頭でっかちで教条的
聴き方で接していた。反省する。英語なのに心の奥に直接響いてくるこの
素晴らしさ。参った。勿論まあ散々訳詞も読んでいるからなのだが。
つか、こういう精神状況には10代でなってるべきな気がしているが・・・・・・・
まあいいよな。くよくよするな俺。

ああ映画のNo Direction Home見たいなあ。



――役立たずのギガビ師匠の選曲最新10でもまた載せておく。

・Sittin on a Rockin' Chair / Euphoria
・輝け!ダグオン / Nieve
・Everlong / Foo Fighters
・Native New York / Esther Phillips
・Above Me / Rufio
・Over and Over Again / Clap You Hand and Say Year
・さすらいのスターウルフ / ヒデ夕樹
・ランナウェイ / シャネルズ
・少女時代 / 原由子
・Anyway You Want It / Dave Clark Five
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# by speedofsound | 2006-02-19 01:09

Only one

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Ocean Avenue / Yellowcard

ここ最近非常に精神的に不安定であり、心の中が中学校2年生状態
が続いている。「ハチミツとクローバー」における青春スーツを棚
から出す出さないみたいな心持という事で察していただきたい。

で、そういう悶々とした心を束の間でも吹っ飛ばすには日頃聴いてる
ソフトロック方面ではパンチが足りないと解った。"love so fine"
を聴けばその脳天気さに苛立つし、逆ベクトルの"never my love"を
聞くと極端に落ち込んでしまう。もっと達観してない余裕の無い、
青臭い馬鹿な切なさが欲しいと思い、今まで聴かず嫌いをしてた物、
所謂エモとかメロディックパンク方面の扉を叩いてみた。いいね。
単純明快、疾走感命。偏差値の(いい意味で)そこそこ低い青春万歳。

北風向かい風に逆らうように自転車を漕ぎつつ爆音でyellowcardとか
fallout boyとかmaeとかsomething corporateとか聴いてると気分は
van halenとかまだ聴いてた中学生の頃に戻り、大人になれない幼稚
な自分を肯定できちゃうような錯覚におちいる。嗚呼特に黄色札の
このアルバムはなんか全ての中高生はこういうの聴きながら育つべき
だと思う青春っぷりがいい。悶々とする性欲や不安を素振り1000回で
解決しちゃうようなノリの一枚。最新作はなんか大人っぽくてどうも。

そうやってずっと偽の青春状態に陥っていたいのだが・・・・・・当然坂の
途中で立ち漕ぎは辛くなり、家までとぼとぼと自転車を押す事になる。
爆音で流れ続けるparamoreとかvalensiaとかの青春ど真ん中っぷりに
絶えられなくなり、フォルダを結局「好き好きソフトロック100!」
(本当にこの名のフォルダ)に変えて、zombiesのmaybe after he's gone
のような軟弱の極みな曲を聴きつつ家へ帰り、ベッドの中で一人、
眠れぬ夜を過ごし、翌朝鏡にうつるおっさんの顔と対峙するのだ。

しかしdreame stateとかwaking ashlandとか少しメロディアスな
エモを聴くにつけ、ben folds偉大なりと思ってしまうな。
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# by speedofsound | 2006-02-12 22:30

With Your Love Now

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Alegria! / Bossa Rio

一曲目がいきなり"Spinning Wheel"という強烈な曲のカバーから
始まるただひたすら気持ち良い一枚。目に悪いジャケも被写体の
いなたさも含んだトータルの気持ち良さは流石全盛時のセルメン。

しかしなー。毎度書いてるような気がするが、結局自分はこの
系統のbossa novaを心の底からは好けないんだなとも思う。
このレベルの名盤ですらほどなく脳内ではbossaという大きな
一くくりの中に塗り込められて記憶から個としては埋没してしまう
というか・・・・・・ボサって結局"wave"が一枚あれば十分なんじゃ
ないかという短絡的で怠惰な事を思ったり思わなかったり。
レゲエとかもそれに近いか。大系的に聞き込んでドップリつかりたい
と感じられないんだよなあ。体が許して求めても心は許さないというか。

それにしても

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セルメンの新譜の顔ジャケは怖い。


――


本日のギガビ師匠の最新10曲

Can't Stop The Music / Village People
Soul Suckers / Amos Lee
Pauvre Lola / Serge Gainsbourg
Behind the Mask / YMO
Friends of Mine / Of Montreal
冬の妖精 / 松田聖子
Someday / 佐野元春
The Tower of Learning / Rufus Wainwright
Dark Blue / Jack's Mannequin
Buzzin' Fly / Tim Buckley

なんか中盤が不思議に80'sな師匠であった。
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# by speedofsound | 2006-01-29 01:48

Baba O'riley

イヤホンが難聴の原因に――『ザ・フー』のギタリストが警告

もう古い記事だが。それほど爆音にして聴く習慣がないので割と
他人事か。だって唸る重低音、コーン紙破れろとばかりの轟音で
ロジャニコやらC・ロンジェやらのウィスパリング聴いてもなあ。
で、轟音で聴いてビリビリ感じたい数少ないバンドの一つが他ならぬ
THE WHOなんだが(w

駅から家路の最後が急な坂で、普段は途中からチャリを押して
歩くのだが、たまに元気なときとか腹立たしい気分の時とか
立ちこぎで一気に坂を上る。そういう男気爆発の(意味不明)
時にはやっぱりKids are All RightやSubstituteを鼓膜が破れる
ような音で聴きたいよなあ。


――


久々にネット巡回中のギガビート師匠の
最新チョイス10曲でも書いておく。

The Purple Bottle / Animal Collective
Sunrise in the Third System / Tangerine Dream
聖おじさん / 電気Groove & スチャダラパー
太陽の恋人 / 桜木健一
For What It's Worth / The Cardigans
Alice in Wonderland (Take 2) / Bill Evans Trio
Turquoise Hexagon Sun / Boards of Canada
まっくら森の歌 / 谷山浩子
Brandy / Eighth Day
Autumn Almanac / Kinks

谷山浩子はこれ以外にほとんど知らないんだが、
きっと聴いたら自分のオタな部分が共鳴して
それなりにハマってしまいそうで、どうも怖くて
手が出せない。
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# by speedofsound | 2006-01-15 23:01

Epitaph

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Nancy Priddy / You've come this way before

週一ぐらいで普通に買った盤の感想を更新でいいのだが、
つい肩肘張って面白い事書こうと考えて結局思いつかなくて
書けないという悪循環というか無い物ねだりの子守唄というか。
まあ今年もそれなりによろしゅう。去年は正直ベストを選出できる
程の量も熱もなかったが今年は少し復帰できそうか。


年末年始は布施明の紅白での響鬼さんとの共演部分とこの
nancy priddyの初CD音源ばかり聴いていた。今年の名古屋
の半端ない寒空がグリニッジ・ヴィレッジの空に感じられる一枚。
フィル・ラモーンがプロデュース。六十年代東海岸ド真中という
感じの音。節度を失わない程度のサイケアレンジ。その上を泳ぐ
ような可愛らしい歌声がたまりませぬ。

しかし猛烈に偏見に満ちた印象だが、グリニッジ・ヴィレッジ方面
って皆頭良さそう。東海岸高偏差値、西海岸バカという最低の偏見
があるのは何故だろうか。あとみんなザックリとしたセーター愛着。
タートルネック。芝生の上にやたら座ってる。なんとなく。
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# by speedofsound | 2006-01-09 22:31

Hadschi Halef Omar

「ジンギスカン」20年ぶり復活へ

一応毎年クリスマスには努めてクリスマスっぽいネタを書いてた
ような気がするが、今年は例年以上の多忙と寒波でそんな気力が
出ぬまま終了。もう雪はいいです。勘弁してください。背広の裾
が汚れます。ドロドロで今尚半端に残る雪だるまを見ると死にたく
なります。

CDも買ってはいるが積みっぱなしでジェンカみたいになっている。
そんな中ポイントがたまった余興でジンギスカンのベストを買って
みた。再結成とかさっき知ったが、まあどうでもいい。正直、同名曲
と「もすかう」と「サムライ」だけしか知らなかったのだが・・・・・・
聴いて評価がかなり改まった。そうか所謂ユーロビジョンコンテスト系
の音か。東欧北欧の泥臭さ、ABBAや後期カーペンターズ風の家族的
垢抜けなさを全面に出した音のグループなのだなと再認識。曲名が
ほぼ全編エキゾかつ秘宝館かつ英雄伝説。ゲルマン民族アーリア人の
斜め上への奢りが感じられて好ましい。

で、問題はそんな中の一曲「ハッチ大作戦」だ。曲が始まった瞬間、
背筋に寒気が走るほどの衝撃。脳の中の眠ってた部分が急に沸騰し
フル回転したような昂揚感。

すっかり忘れていた。子供の頃物凄くこの曲が好きだったという事を
完全に忘れていた。大好きだった。もう死ぬ程好きだったのに、どうして
今日まですっかり曲の存在すら忘れていたのだろう。不思議で仕方がない。
それほど頻繁にかかる曲でも無いとは思うが、上手い具合に自分は
ラジオやレコ屋でこの曲をスルーしてきたのだろうか。

そしてその瞬間曲に付随する記憶もゴソっと芋蔓式に蘇ってきて
不思議な気分。祖母と一緒にこれをテレビで(どうやらポンキッキ)
聴いてゲラゲラ笑った記憶とか、その頃しばしば扁桃腺肥大で学校
を休んでた時の薬の甘い臭いとか冷たい汗で濡れた布団の感触とか
その頃の近所の光景とか、同級生だったS君の家が畳屋でその家の
臭いとか、そこの二階で読んだ子供向け推理ブックで尖った氷を凶器
にしたという話がとても怖くて氷が嫌いになった事とか、もう大量に
ドバっと脳の表面に浮かんできて陶然とした。割と物覚えは良く、
子供の頃の記憶も結構幼少の頃まで整然と辿れると自分では思って
いたが、全然そんな事はなかったのだな。埋もれたままの思い出とか
まだまだ一杯あるんだと思うと悔しいが、逆にそれらは消えてなく、
脳の奥に解凍パスがわからないzipファイルのように仕舞われているんだ
と思うと嬉しくもある。


―――


今年はおそらくこれが最後の書き込み。
自分の環境がかなり変わった事もあり、更新もままらない状況のこの
一年ではあったが、来年はおそらく今の生活リズムに慣れてくると思う
のでもう少し更新ペースはあがるんじゃないかと思う。まあ生暖かく
気長にお付き合い下さい。

良いお年を。
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# by speedofsound | 2005-12-26 01:37

耀く太陽背に受けて――

山下毅雄さん死去「ルパン三世」「七人の刑事」作曲


嗚呼・・・・・・・・・・・・・・

自分は、いや日本人の多くは・・・・・・彼の名前を忘れる事はあっても
(あるいは最初から知らなくても)、ヤマタケの生み出した音楽を
忘れる事はないだろう。彼の口笛は皆の心の底、意識の奥、記憶の
向こうでうねうねと沈殿し、ねじくれ続けるだろう。ノスタルジー
の世界に、あの頃かじりついたテレビの思い出に、永遠に深みを
与え続けるだろう。合掌。
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# by speedofsound | 2005-11-26 01:20